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2010年07月18日 Archive

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the door into summer

  • Posted by: atollblue
  • 2010-07-18 Sun 11:24:25
  • 未分類
梅雨が明けました。

窓を開け、Macに向かっていると、まだ午前のこの時間帯は爽やかな風が入ってきます。

エントリータイトルはロバート・A・ハインラインによる人気SF小説「夏への扉」の原題です。
ご存じの方も多いと思います。
私はまだ読んでいませんが。(笑)

同じタイトルの楽曲で、山下達郎の「夏への扉」があります。
アルバム「RIDE ON TIME」の収録曲で、アルバムの中でも私が比較的好きな曲です。
1980年頃でしょうか、「夏への扉」があるB面の方を好んでかけていた覚えがあります。
有名なタイトル曲「RIDE ON TIME」は、発売されているバージョンよりも、当時、MaxellのCMに使われたスローバージョンの方がイマジネーションの膨らみがあり、私は好きでした。

「夏への扉」がハインラインの小説を元にしていることは、当時から漠然と知っていました。
山下達郎作曲 + 吉田美奈子作詞。
吉田美奈子はハインラインの「夏への扉」にインスパイアされ詞を書いたんだな.....位に思っていましたが、どうやら実情は微妙に違っていたようです。

実際は・・難波弘之(ミュージシャン・SF作家)が初ソロアルバムを出す時に、収録楽曲の1つをハインライン「夏への扉」を元に作ってくれるよう親交のあった山下達郎に依頼した。
山下は、当時彼のアルバム製作に参加していた吉田美奈子に作詞を依頼し、この曲が完成した。
その後、山下は自分のアルバムにもこの曲を収め、歌うようになった。
そんな経緯らしいですね。
難波は自身の活動のほか、山下のコンサートツアーに現在も参加しているようです。

山下が吉田美奈子に作詞を依頼しコンビを組んだ曲は何曲かあり、私はそのほとんどが好きですね。
吉田の作詞には潤いとイマジネーションの羽ばたきがあり、山下の作曲も色彩の豊かさがあります。
作用・影響がお互いにどのように為されたのかはわかりませんが。
ただ、吉田個人の楽曲を聴いても、私は同じような印象と感銘を受けるので、吉田の存在はかなり大きかったのではないか。
(個人的な好みによるものなのかも知れませんが.....)少なくとも、私にはそのように思われます。

「夏への扉」という日本語のタイトルは、原題を直訳したものだとはいえ、漢字2文字によるイメージの喚起力は強く、書物の題としては秀逸です。
それに呼応するように、扉から溢れる光を前に耳をピンと立てた猫の後ろ姿を描いた、文庫版(福島正実訳)のカバー画がまた素晴らしい。

小説の中では「夏への扉」のこちら側は、たぶん、夏からかけ離れた季節なのでしょう。
その落差こそ、小説がSFである所以なのかも知れません。

そして私たちは・・・
その落差は小さかったにしても、いま、夏の光と風の中にいます。
小説的に言えば、夏への扉をくぐったのです・・・



夏らしい夏は、梅雨明け一週間。
それを過ぎれば、朝夕の空気の中には秋の風がまぎれ込んできます。微かにですが・・・・・


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