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Kandinsky and Münter

  • Posted by: atollblue
  • 2011-03-03 Thu 22:24:17
  • art
三菱一号館美術館「カンディンスキーと青騎士展」(2010.11.23~2011.2.6)

主役はカンディンスキー
しかしバックグラウンドには ガブリエーレ・ミュンターの存在が常に意識され
彼女に対するキュレーターたちの愛を感じる展覧会だった

カンディンスキーは1903年~1914年の11年間 ドイツ人女性画家ミュンターと生活をほぼ共にした
とくに1909年~1911年はカンディンスキーにとって抽象画への道を一気に駆け上る時期であり
さらにその後の3年間は ミュンターを含む青騎士としての活動の時期だった

1908年のムルナウの発見も ミュンターがいなければあり得なかった
ムルナウはバイエルン・アルプス麓の小さな町
ムルナウの美しい自然は カンディンスキーとその仲間たちに多大なインスピレーションを与え
その後の彼らの作風の変化と実りを懐胎させた

第一次大戦(1914年)の勃発と共に 敵国人となるカンディンスキーは単身ロシアに帰る
その後 数年して若いロシア人女性と結婚する

ミュンターは数年間失意の底に沈む
その後 画業に復帰しながらも かたわら
膨大な数のカンディンスキーや青騎士仲間の絵画を ナチスからも守り通し
最晩年にそれらをミュンヘン市に寄贈した

この展覧会の主役は かつてはミュンターの元にあったそれらの絵画だった


☆      ☆


展示場では撮影が禁止されていた事もあり めぼしい写真ネタはほとんどありません
通路での光の反射がきれいだったので何枚も撮りました
バカみたいですね~
まぁ なんですが 捨てるのももったいないので
キャンベルのトマトスープ缶よろしく並べてみました 
さまざまな人が通ったということで・・・   :-)

展示場で ウレタン製の床に無数のヒールの跡が凹んで残っているのが面白かったです


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順路標識にフランツ・マルクの「虎」(1912年)が借用されていました
ブレイクの詩の一節 "Tyger Tyger , burning bright ," を思い起こさせます


三菱一号館美術館
http://mimt.jp/

愛知美術館
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/

NHK日曜美術館
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1205/index.html

Like a blanket

  • Posted by: atollblue
  • 2011-06-19 Sun 10:36:34
  • art
キリンジ「雨は毛布のように」のPVです。
今回の主役は曲ではなく、動画のほう、「舞踏」です。


この美しい肢体の動きを形容する言葉として、
自在 しなやか 軽やか コミカル リズミカル 切れ味良い 
と、月並みな表現しか浮かんでこないのが、なんとももどかしい。


この季節、垂直にさし込む太陽の光は、雨雲の中で拡散されて地上に届く。
その明るさの、絶妙なバランス。
多くの雨の日も、空気は輝きを含み、光は適度に柔らかい。


どしゃ降りの町は とても綺麗で

いつの間にか 子供になってた

バシャっと蹴散らし
 
さぁ 踊るように歩いてこう


踊る体がまるで 四肢の先から 拡散する光の中に 溶け込んで行くよう
高校の頃 この踊りに出会っていたら 私はこの女性に 恋をしていたかもしれないな :-)







バシャバシャの足のシーンは、映画「四月怪談」の最後のシーンと重なる。
原作にはないシーン。DVD出てるのかな?
大島弓子の原作もオススメ…というより、こちらを先に。
大島弓子については、またいつか :-)


川口ゆいさん のオフィシャルサイト → MENDORA.COM



 

Gorori in the night of dawn

  • Posted by: atollblue
  • 2012-07-26 Thu 06:26:49
  • art
早川純子 個展「ゴロリ夜明けのバン」
http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2012-06-12-1

最終日、ご本人にもお会いできました。


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タイトル ”ゴロリ夜明けのバン” そのままの世界




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鶴と亀が出会ってしまう 夜明けの晩
ゴロンと寝ころび 空を見上げる




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展がる 夜空のできごと!!! 地上のできごと!!!
膨張も 速度も
なつかしく おかしく ・・・




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版画は、ほかにも違うパターンの作品が多数ありました。
写真をもっと撮ればよかったね。

ギャラリーのある ”331 Arts Chiyoda”は、廃校になった千代田区立練成中学校を改修して出来たアートスペース。
http://www.3331.jp/about/




電車での帰途、新作絵本の一つ「たべちゃうぞ」をゆっくりと読んだ。
山中利子さんの詩、早川純子さんの版画、どちらもヨイ!!
傑作。



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Heaven On the Ground

  • Posted by: atollblue
  • 2013-02-16 Sat 00:34:49
  • art
34~5年ぶりの吉祥寺だった。
大島弓子ふうに言えば ”吉祥寺” でなく ”チキジョージ” 。
わたし的には、こちらの呼び名のが好きだ。

ノラ猫や化け猫やチビ猫が木の上から草原にダイブしていそうな、
そんな光景がどこかで展開していそうな、
そんな長閑で、武蔵野の面影を残した、町のイメージ。

もっとも、草はらも竹ヤブも34~5年前に比べ、ずいぶん減っているのだろうな。
そもそも、その頃に戻ったとしても、そこは ”綿の国星” ではないのだし。

・・・

チキジョージ行きは、早川純子さんの原画展を見るため。
会場へのアクセスは、あらかじめMapで調べておいたので、駅からの大体の方角と距離は分かっていた。
街は変わっても、駅の位置は変わらない。
土地勘というのは結構当てになるもので、ほぼスンナリ行き着くことができた。
な~んだ、こんなに駅から近くて、分かりヤスかったんだ・・・とは、以前友人の先導でグルグルと迷った連れ合いの弁。

昼食を、昔よく行った洋食屋で取ろうとしたのだが、店名も場所も変わっていた。
おまけに、入り口に人がズラリと並び、
あきらめて別の店に入った。

そこも数人並んでいたが、客の回転は良かった。
店の名前は忘れた、というより、覚えるつもりはなかった。
値段は少し高めだが、味は悪くなかった。
スタッフはそれぞれ、思い思いの服装。
でも、女性スタッフの対応は気持ち良く、混んではいたが、店内にはオープンな空気感が漂っていた。



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デザートブース 乱雑さと色彩と



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それぞれのテーブルに それぞれの会話 その向こうに二月の光


・・・


早川さん、昨年の暮ごろからツイッターに元素記号の版画を載せツブヤイているそう。
原画展では、その”元素ちゃん”達の原画がいくつか飾られていた。
早川さん云く
・・・原発事故以来、原子とか元素に興味を持つようになった。この世界がたった百幾つかの元素とその同位体で成り立っているのって、スゴイ・・・

http://sikatuno.blog.so-net.ne.jp/2013-02-11


早川さんの本はどれも、絵に力があり、大好きです。

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月刊誌の最新号として出たものです。
売れ行きが良い号は、ハードカヴァーとして出版されます。





♪   ♪   ♪





今、来日してますね。
最近はジャズミュージシャンとのコラボも多いようです。
ただ、ジャズのクールな側面とのリンクに限られているようですが。

昨秋から強力に売出し中のようで、共演が Robert Glasper とか、っていかにもアレなのですが、
この人の素性として備わるストイックな佇まいは、好きです。
次に最も共演したい女性は、Corinne Bailey Rae だと言う、そのセンスも好きです。







Writing, Dancing and Singing

  • Posted by: atollblue
  • 2013-06-20 Thu 00:18:37
  • art

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高校入試が終わり入学前の春休みに読んだのが、ちょうど新刊になった北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」だった。
その中に旧制高校の生活が臨場感をもって描かれていて、偶然だが、私が入学した高校も旧制(中学)のバンカラを色濃く残していた。
先輩から多くの旧制高校の寮歌を覚えさせられ、一年のうち寒くはない半年以上は、男子は下駄をはいて通学した。

「どくとるマンボウ青春記」には、北の先輩(後に同学年)にあたる辻邦生がショーペンハウアーに深くのめり込んでいた事が書かれている。
私は当時それを読んでも、べつにショーペンハウアーに興味は持たなかったのだが、その後、坂部恵の著作の影響でショーペンハウアーをいくつか読む事になった。




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辻の「嵯峨野明月記」には、彼のショーペンハウアーからの影響を想わせる箇所が少なからずある。
小説は、戦国時代から徳川幕府初期、当時の可能な限りの美を結集させた「嵯峨本」の共同制作者、本阿弥光悦、角倉素庵、俵屋宗達ら三人のモノローグで構成される。

読み進みながら、私には辻が、俵屋宗達のキャラにショーペンハウアーをダブらせているように感じられてならなかった。
特に、宗達にショーペンハウアーの言葉そのままを語らせている箇所に出会った時、二十代の私は、何か重大な発見をしたかのような嬉しさを抱えたのを覚えている。





♪   ♪   ♪





辻邦生が亡くなった時 その追悼文にこんなものがあった

・・ 彼の一連の仕事は 「美」の前で自身の舞を踊っていたようなものではなかったか ・・

そうかも知れない
でも その踊りも 時には「美」に昇華するかも知れないし 
多くの人々の共感を得 心を震わすかもしれない

もちろん トム・ヨークと辻邦生は違う
が、 この詞を歌うトムと辻は なぜか私には重なって見えてしまうのだ










Think Paper

  • Posted by: atollblue
  • 2014-03-17 Mon 00:33:14
  • art
"THINK PAPER"
the artworks of Katsumi Komagata



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♪   ♪   ♪





当時わたしは
マドンナより この人の方が
ずっとセクシーに感じられました







Nagisa Hotel

  • Posted by: atollblue
  • 2015-09-09 Wed 00:31:29
  • art
八月の末、車で、
弧を描くように、相模湾岸を往復した。

伊豆東岸から鎌倉まで、
気持ちのよいドライブだった。




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鎌倉では、画家の方々の講演を聴いた。
その内の一人、ささめやゆきさんのお話・・・

  逗子のなぎさホテルはちょっと変わったホテル。
  伊集院静がそこの支配人にタダで長い間泊めてもらったことを本にしているが、
  僕はそれ以前にタダで泊めてもらっている。僕のが先だ。
  しかも、僕の場合はお金までもらって。

本人が自慢する話なのかどうかは別にして、面白かった。



そのなぎさホテルの近くに、私は下宿していた。
昔の事。今は無いホテル。
その白い外観を、
懐かしく思い出しながら講演を聴いた。






♪   ♪   ♪






ささめやさんは
風貌がDavid Freibergに似ている

:-)




タイトル 正しくはHarp Tree Lament

music & vocal : David Freiberg
lyrics : Robert Hunter









One Stormy Night

  • Posted by: atollblue
  • 2015-09-28 Mon 00:16:51
  • art

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9月初旬、久しぶりの京都。
きむらゆういちさんの「あらしのよるに」が歌舞伎化され、
京都南座で上演。
ご祝儀を兼ね、不肖私も、きむら組 :-) の一員として観劇に。

本舞台に近い花道の脇(”一ノ松”あたり)の席を、きむらさんは用意してくれていた。







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中村獅童の運動量たるや半端ではなかった。
一日二回公演の夜の部。
一回の公演だけでも相当なカロリー消費。

終了後、私たちとの記念撮影のため楽屋から現れた獅童さん。
ドーランを落とした顔には薄く汗が浮き、
まだ湯気が立つような体に、淡色厚手のバスローブをまとっていた。



舞台で印象的だったのは、中村獅童の繊細な一面。
以前から感じてはいたが、獅童の繊細さの表現は、彼の本質に由来している。
彼の亡き母が「あらしのよるに」の歌舞伎化を切望していたのは、
主人公「がぶ」役が息子にとって「はまり役」であるのを直感的に理解していたからではないのか . . . . .

そんなことを思いながら、楽屋口から夜の京の街に出た。










♪   ♪   ♪







京都に住んでいた頃 行きつけのジャズ喫茶があった
もちろん
めぼしいジャズ喫茶は 一応すべて行ったけれど

それが今ではほぼ無くなっている














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